セキスイハイム東四国

  • SNS&Blog
  • お客様相談センター
  • 入居者様へ
  • 入居者様へ
  • SNS&Blog
  • お客様相談センター
  • 入居者様へ
  • 入居者様へ

住まいのコラム

年末の大掃除と防犯、防災対策 |2024.12.15

  1年が経つのはあっという間と感じるのは歳のせいでしょうか。乾燥するこの時期、乾いた咳が特徴のマイコプラズマ肺炎の拡大は心配です。コロナなどとのW感染など、師走は病院の先生が走るくらい忙しくならないよう、各自のマスク対策や改めて手指消毒が大事になります。冷たい水で手を洗うのが億劫になるかもしれないですね。
 窓ふき、網戸の交換、換気扇掃除、いずれも寒い最中での大掃除。十分に暖かい格好でしなくてはいけませんね。その際に防災や防犯も意識してみてはいかがでしょうか。
 能登の地震から1年になります。1月1日まさに災害はいつ起きるかわかりません。大掃除の際に、耐震補強金物の設置をしましょう。家具の転倒で下敷きになり、圧死や大けがから身を守るためです。食器戸棚などから揺れによりお皿やコップなどが落ちて割れると足のケガにもつながりますから、耐震ラッチなど扉が開かないような工夫も必要です。家の中の危険個所を意識しながら掃除することが防災対策につながります。

 お庭の掃除の際にも、植木鉢やプランターなど強風で飛ばされないように工夫するのは、竜巻や台風対策になります。掃除に使用した脚立やはしごの出しっぱなしも侵入に利用されかねないので、後片付けまで十分気をつけてください。
 窓周りの掃除の際にも、補助鍵の設置で窓から侵入しにくいようにする。網戸用ロックは防犯対策にも小さなお子さんの転落防止やペットの脱走防止にもいいですね。クレセントと呼ばれる窓のカギが緩んでいると外からガタガタと窓を揺らすだけで外れてしまいかねないので注意が必要です。
 家の中では、忘れがちな火災警報器の動作確認が必要です。電池が切れて鳴らなければ意味がありません。特殊な電池を用いているのも多いので、10年経過しているのならこの際本体そのものから交換も検討しましょう。単独式はその部屋のみ警報音が鳴るだけですので、連動型に替えて火元以外にも警報音で知らせて、逃げ遅れることのないようにしましょう。火災警報器は階段や寝室に設置が義務付けられていますが、罰則がないので周知徹底できていないのが現状です。乾燥時期には火の回りが速いため、ボヤで収まらない。そのためまずは火事を出さないためにも火を扱うところの大掃除は大切です。汚れ防止のフィルターはこまめに交換しないと油を吸って目詰まりし、換気性能が落ちるだけでなく、火が付きやすい状態です。換気扇の電源周りの油汚れはトラッキング火災の原因になります。掃除のための洗剤をスプレーでかけることも危険です。羽根の掃除だけでなく、火災の意識でよく確認しましょう。

 防犯や防災の視点を持ちながらの大掃除で、よいお年をお迎えください。今年もご購読ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。