セキスイハイム東四国

  • SNS&Blog
  • お客様相談センター
  • 入居者様へ
  • 入居者様へ
  • SNS&Blog
  • お客様相談センター
  • 入居者様へ
  • 入居者様へ

住まいのコラム

11月台風と我が家の備え |2024.11.15

 ワールドシリーズ制覇したドジャースの優勝パレード。高校時代の人生設計ノートでワールドシリーズ優勝を目標とした大谷選手の夢が叶うことを願い観戦した方が多かったのではないだろうか。36年ぶりにロスの街が青い旋風に包まれた。
 グアム付近で発生した台風21号は、ハロウィーンに猛烈な勢力で沖縄に近づき、11月に入り温帯低気圧に変わるも秋雨前線を刺激し、秋の嵐をもたらした。
 「Trick or Treat!」「いたずらかお菓子か」と直訳するよりも「もてなせよ、でなければ悪事を働くぞ」の可愛らしい翻訳の方が可愛らしい。その子供たちの掛け声とは大違いで、暴風雨はいたずらが過ぎるのである。

 気象庁のホームページ「台風の統計資料」がある。
https://www.data.jma.go.jp/yoho/typhoon/statistics/index.html
 最も遅い台風の発生は2000年12月30日で、最も遅い上陸は1990年11月30日和歌山県である。11月や12月の遅い発生はあるものの、近年は上陸がなかったために違和感を覚えるのかもしれない。日本の南の海上の海水温は30℃付近が広がり、8月9月に比べると下がっているものの平年より1~2℃ほど高いようだ。したがって台風が発達しやすい環境だから大型で影響が大きくなる。
 日本の大半は温帯に属し、その特徴は、寒い時期でも氷点下になることは少ないが、夏は地域によっては熱帯と同じぐらいの暑さになることがある。このため、四季の変化に富む。北海道や東北地方が属している亜寒帯の特徴は、冬は長くて寒く、特に真冬はかなり低温となるが、意外にも夏はわりあい暑い。世界の気候は寒帯、亜寒帯、温帯、熱帯、乾燥帯の5つに分かれていると中学の地理で学んだ。

 この枠組みが変わっているのだろうか。台風、豪雨、梅雨という呼び名ではなく、ハリケーン、スコール、雨季と乾季と呼んだ方が相応しいのかもしれない。傘が役に立たないほどの横殴りの雨や豪雨。傘だけでは飛来物から身を守ることはできない。不要不急の外出を避けることが一番の備えになる。しかしその家が飛来物から守ってくれるだろうか?雨戸やシャッターがついていない家も多い。マンションの多くもそうだ。
高層階こそ風の影響が大きいだろう。
 こうした災害の時に、我が家やわが身に置き換えて考えることが、備えになる。