セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

電気、オリーブオイル、住宅ローン値上げで家計は |2024.06.15

驚いた。5月いきなりのオリーブオイル値上げ。しかも最大66%、業務用は8割も。産地ヨーロッパが記録的な干ばつに見舞われ不作が原因のようだ。健康志向で広がったオリーブオイルの使用も少し控えめにしなくてはいけないか。代替品は米油か菜種油か、さて献立はどうする?

銀行会社が6月から住宅ローン金利を一律に引き上げる。長期金利上昇を受けてのことで、10年固定金利は、
三菱UFJ  1.2 %
三井住友  1.75%
みずほ   1.55%
りそな   1.83%
…と前月比0.05%から0.14%の引き上げだ。

この違いは大きい。35年10年固定の35年返済で試算すると、
5月:1.06%(当初10年)2.29%(11~35年)/月々85,527円
総返済額 39,876,704円
6月:1.2 %(当初10年)2.43%(11~35年)/月々87,510円
総返済額 44,774,251円

総返済額が4,897,547円もの違いになるのである。耐久消費財である住宅の景気を鈍化させれば経済に影響もあるだろうから、慎重にはなるが、今までの抑圧された金利からの脱却で銀行は利上げを急ぎたいのが本音であろう。

電気代も大きな値上げだ。激変緩和措置でエネルギー価格高騰の調整を
図っていた補助金が、電気料金の補助金額7円が3.5円になり、そして6月使用分からは0円になる。
また太陽光の余剰電力を買い取る原資となっている電気料金明細の中の再エネ賦課金が5月から値上げになった。1.4円/kWhから3.49円/kWhへと、
なんと約2.5倍となる。この2つを合わせると1kWhあたり5.59円となる。月に400kWh使用している標準家庭なら2,236円もの値上げになる。年26,832円、30年なら804,960円となる。家庭だけでなく企業の生産をはじめ電力コスト
増加により価格が上昇することにもなるから影響は大きい。

今年限りの定額減税4万円(所得税3万円+住民税1万円)/人では到底足らない。家計簿のやりくりが大変だ、頭が痛い。が、頭痛薬を購入すると家計の
負担になる。我慢せざるをえないのか。