マスクは顔周りの熱がこもりやすく、喉の渇きに気づきにくく水分補給が遅くなりがちです。熱中症になりやすい人は、①水分保持をする筋肉が減少する高齢の方は、そもそも体の中の水分量が少ない。②手足が冷たい人は冷え性で汗をかきにくい体質で体温調整が難しい。③汗かきの人も汗で水分を失われやすいので注意が必要です。④お茶や珈琲をよく飲む人も水分を摂っているようでいて、利尿作用のある飲料ですから体に必要な水分が失われています。一つでも当てはまるようなら気をつけなくてはいけません。
さらには食中毒にも気をつけなくてはいけません。食料品の値上げが続き、家計の節約でお弁当を持参する人も多いでしょう。ミニトマトのヘタやくぼみは水分も多く、雑菌の温床になりやすいので気を付けることは最近よく言われますからご存じの方も多いでしょう。前の日の残り物を詰める場合も再加熱しないと菌の増殖になります。せっかくの節約で身体を壊してはいけませんから、より一層の注意が必要です。
また家の中での熱中症を避けるためにも、窓の外で日差しを遮る、グリーンカーテンや遮熱カーテン、現代版の庇であるオーニングやスタイルシェードも有効です。ペットも心地よい空間になります。
何事も準備が大事ですね。