今回は災害の前と後というテーマで考えてみましょう。
台風は進路予測がされるから災害の中でも比較的準備が可能ではないでしょうか?
事前の大雨対策としては日ごろから我が家の洪水危険度をハザードMAPで確認しておくことや避難場所の確認が大事です。
雨どいやバルコニーの排水溝、庭の雨水桝、道路の側溝に枯れ葉が詰まったりして流れが悪くなっていないか、台風接近前の点検が必要。
暴風対策は、飛来物への注意です。我が家から飛来物を出さないだろうか、ご近所の家や人に当たらないようにしなくてはいけません。古くなったカーポートの屋根、お庭の鉢植え、窓の日除け用シェード、バルコニーの机やいす、屋根の上のアンテナなど。
ご近所からの飛来物で窓ガラスが割れないように雨戸やシャッターの点検や、ついてない場合は設置。無い場合にはガラスが飛散しないようにフィルムや養生シートで工夫。窓ガラスが割れますと風雨の侵入が防ぐことができないことはもちろん、防犯上出掛けることが困難になります。
事後は、災害後の生活をどうしていくか。我が家で災害後の生活を続けられると避難所の密を避けられると感染症予防ができます。
ペットや高齢者や乳幼児など避難所生活では苦労されるかたにとってはいかに住み慣れた我が家でいつもに近い生活ができるかですので、食料や水の備蓄、そして太陽光や蓄電池、電気自動車による電気の使用ができると生活の質が高くなります。フェーズフリー、平常時と境界がないほど普段利用している商品やサービスが災害時にも適切に使えるようにするための工夫を考えておく必要があります。
キッチンの壁に見やすく取りやすい収納があれば缶詰やレトルトなど非常時に役立つものを普段遣いしながら補充していくローリングストック法ができれば消費期限切れを防ぐことができますし、食べなれたものが非常時にも安心感につながります。
こうしたことをこの防災月間にご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。