卒業、入学シーズンの春に思うこと
ラニーニャ現象の影響でしょうか爆弾低気圧、南岸低気圧と、
まるで冬の台風のような大荒れの冬でしたね。
そしていよいよ待ち遠しい春へ。
季節も感染症の問題も、どうかあたたかな春になりますように。
当たり前だった対面授業がコロナ禍で出来なくなり、
オンライン授業に代わったことにより、先生との触れ合いも少なく、授業も脱線する時ほど学びの多い時間が無かったのではないでしょうか。
通学中や休み時間での級友との他愛もない会話で、大切な時間を持つことができず、アルバイトで社会体験の機会が少なく、
多くの人々とリアルなコミュニケーションが不足した状態で卒業を迎える学生さんには、この特殊な時代を過ごしたことを思うと心が痛みます。
この時間を今後どのように埋めていくことができるのでしょうか。
・コミュニケーション能力に不安を感じる新入社員
・思春期に閉塞感を感じた若者の反動行動
・会話不足による認知機能の急速な低下
・コロナ罹患やワクチン接種有無による差別と偏見
と社会に様々な問題を残しました。
だからこそ、どうかあたたかな春が待ち遠しく思います。
小さな社会である家庭から、束の間を大切にし、何気ない日常に感謝できるひと時を過ごしたいものです。
少しでも心地よく感じる空間の工夫をしてみませんか。
内側から考えることがインテリア、
外側から考えることがエクステリアです。
高価なものや有名なもの、新しいものを設えるだけがインテリアではありません。
・家の中で、春の訪れを感じるテーブルクロス
・変わりゆく季節を感じるダイニングテーブルの上の生け花
・鼻で感じる玄関での新緑や新茶のお香のもてなし
コロナ禍を卒業、あの日常に入学、そんな春でありますように