さらには冬場に増える電気の使用量で、やはり家計簿が心配だ。
給料がアップしなければ、賞与は毎月の家計赤字分の補填になってしまう。
補助金は原資が税金であるから、結局のちのちには負担をしなければいけない。まわりまわって自分で支払っているのである。補助金で得になっているのではない。これを政治利用されてはたまったものではない。
ガソリンのように元売に補助を出して価格抑制とのことだが、価格に反映しているのだろうか。それを後に公平に税負担するのが、不公平ではないだろうか。
こうしたエネルギー価格高騰は、製造、流通、小売りに影響があるわけだから、まだまだ物価上昇は収まらない。
待てば高くなりあきらめるくらいなら、今のうちに購入し楽しもうとする、ある種の刹那主義に傾倒するかもしれない。
日本人は水と安全はタダと思っている、この神話はとうに壊れている。
車にはドライブレコーダーをつけてあおり運転の抑止と記録。街や住宅、さらには電車内でも防犯カメラを設置。家庭用の浄水器や整水器の普及、ウォーターサーバーの設置やミネラルウォーターの購入と世の中は大きく変わったのである。
電力も発電所に依存している間は尽きない課題。依存から脱却し、電気をなるべく買わない暮らしを手に入れようとする人が増えるのだ。
アッ、という間に「まだ電気を買ってるの?まだガソリン車に乗ってるの?」
という時代に。