セキスイハイム東四国

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住まいのコラム

おひさまの力 電気代高騰時代だからこそ |2023.04.01

 電気代が異常なほど高いという話はよく耳にする。Twitterでは電気代バトルがバズった。我が家の電気代がいくらかの競い合い、来月の電気代の予測バトルまであるようだ。家賃より高い電気代、住宅ローンより高い電気代の方もいる。このままでは今後の生活が不安だと思う方も多い。照明をこまめに消したり、待機電力がもったいないので普段からコンセントを抜いたり、エアコンの設定温度を控えめにしてもなかなか節約効果が上がらない。そのため太陽光発電が注目を浴びている。 
 電力会社から高い電気を購入するのではなく、おひさまの力で我が家で発電をする。自宅で創った電気で生活をすることで、電力会社から購入する電力量を減らすことができる。特に電気代高騰が不安になる退職を迎えた年代が、今後の収入減少の中で、退職金で太陽光を購入する。200万円を1年間銀行に預けても利息0.002%では40円の利息で、そこに税金が20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、地方税5%)がかかり実質32円の手取りとなる。これでは時間外にATMなどで引き出して手数料を110円がかかったら元本割れしてしまう。時間外に引き出さないように自宅でのタンス貯金では昨今の強盗も心配になる。

 例えば200万円で太陽光を購入して電気代が月に2,000円削減できるなら年間24,000円なら利回り1.2%となる。年間48,000円なら2.4%の利回りであり、しかも株式などと比べリスクが低いから安心だ。今後電気代高騰が続けば電気を購入しない暮らしが一番であろう。
 これから教育費にお金がかかる世代、セカンドライフを迎え現金を使うと不安になる世代だからこそ電気代節約効果は大きいのではないだろうか。ペットがいるご家庭は日中エアコンをつけっぱなし、テレワークで電気の使用量が多い世代も、電気代を気にしながらの生活ではなく我が家で創った電気での生活のほうがストレス軽減にもなるのではないだろうか。
 電気泥棒なんて犯罪も起きかねない現代。誰もが使え、お金もかからないおひさま。日光浴で骨を強くする身体だけでなく、おひさまの力は家計にもやさしいのである。